|
俺のコイビトはとってもヘタクソです。 困りました。 それなのに、とってもフェラチオするのが好きです。 多分とっても奉仕している気でいるんでしょう。 可愛い顔をして「ね?」と言われると、イヤだとは言えない俺がいます。 俺のペニスをちょん、とつついて言います。 「これ、ちょーだい」 「…どこに」 あがー、と口をあけて、ほいほい、と中を指差します。 困りました。 どれどのようにヘタクソかというと。 まず強く吸いすぎます。 「いだだだ…」 そして、顎が狭いのか、奥歯の裏でガリガリ削ります。 「あだだだだ…」 最初はガマンしているのですが、終いには叫びます。 「英二、英二、もういい!もういいから!」 「どうしてー。まだ全然おっきくなってないのに」 大きな目をこっちに向けて、なーにも考えてない顔で訊ねます。 ほんとにこりゃ、なーにも考えてないんでしょう。 「えーっと、でも、もういい」 そんな顔に向かって「ヘタクソ」とは言えない俺がここにいるのです。 どうか察して欲しいのです。 自分がとんでもなくヘタクソなことを。 「もう…」 ぷつ、とふくれます。 「俺は大石の何なの」 「何って…ペア?」 「そうじゃないでしょ!!」 激昂して叫びます。 しかも激昂のあまり、俺のペニスを力いっぱいに握り締めて。 痛さのあまりにそれを見やると、昔なつかしのアニメで見たデスラー総統のように 青ざめているではないですか。 こ、これは。 早くこの怒りを鎮めないと、鬱血して、ぽと、って落ちてしまうのでは…! 「えっと、えっとえっと」 俺は必死で頭を回転させます。 こういう時、なんて言えばこの怒り狂った猫が気を静めるか、もうそれだけです。 こういう時の呪文があるので、とりあえずそれを口に出してみることにしました。 「英二」 「なに」 不機嫌そうに俺のペニスをぎゅっと握り締めたまま、じと、っと上目遣いに見上げます。 「すきだよ」 効いたようです。 ぱっとペニスから手を離すと、伸び上がって俺の首っ玉にかじりついてきます。 「んー、最初っからそう言えばいいのにー」 とても嬉しそうに甘えた声を出します。 とにかく、俺のペニスは落下の危機から救われたようでした。 「ご褒美ね」 しかし奥歯の裏で研磨されて細くなる危機は未だ去っていなかったのです。 「だ、だからもういいってば!!」 俺は慌てて自分の手で覆い隠します。 「なんで!」 「いいんだったら!」 いい子なのです。 本当に優しくて、かいがいしくて、健気ないい子なのです。 だけど、小さな親切、大きなお世話、横断歩道は手を挙げて…! 「俺だって大石のこと気持ちよくしたいもん…」 鼻をくすん、と鳴らして俯く君。 ああ、本当に健気ないい子なのです。 こんな風に俺のことを愛してくれている、とっても優しい子なのです。 「どうして大石はそうやって遠慮ばっかすんのさ」 「え…?」 「もっと甘えて欲しいし、ワガママだって言ってほしいのに」 いや、だからやめてって… どうして気付いてくれないんでしょうか。 同じものを持ってる男同士だと言うのに。 そんな風にガリガリ削られたら痛いと、どうして…! 「だからじっとしてて、ね?」 可愛い大きなおめめでじっと見つめられると、何も言えなくなる自分が情けないのです。 だけど、ああ、俺はこの子を愛してしまっているのです。 悲しい顔は見たくないのです。 「うん…」 そうしてうっかり肯く俺がいるのです。 もぐもぐと口に含んで、もぐもぐします。 既にこの時点で痛いのです。 何しろ、吸い込む力がハンパないのです。 「うう…」 いだだだだ!と叫びたいのをぐっとこらえます。 額に汗して奥歯をかみ締めて、耐えます。 俺に与えられた試練はそれはそれは苦しいものですが、耐えなければならないのです。 この愛の為に…! 「おおいしぃ」 「うん…」 「おっきくなんないね」 「そ、そうかな」 「キンチョーしてんの?」 まぁ、ある意味。 「力抜いて、大石。ね。そんで気持ちよくなって? 俺、大石の舐めるの好きだし、ずっとずっと舐めててあげるからね」 そう言って、俺の太股を優しくさする。 俺はもうたまらなくなって、がばっと彼に抱きつきます。 「おーいし?」 なんて可愛い子なのでしょう。 なんて可憐な子なのでしょう。 ああ、こんな子に愛されて、俺は何という幸せ者なのでしょうか。 これ以上望むことは贅沢だとは知りつつも だけど一つだけ どうかたった一つだけ 俺の頼みを聞いてください。 デリケートにキスして・・・! >>Junkie-Junk >>submission top |